2021 Fiscal Year Research-status Report
内分泌療法を受ける乳がん女性へのセクシュアル・ヘルスケアモデルの開発と評価
Project/Area Number |
20K10837
|
Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
谷地 和加子 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (00723058)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 乳がん / セクシュアリティ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、内分泌療法を受ける乳がん女性へセクシュアル・ヘルスケアを半年以上施行し評価することを目的としている。 本年度は,前年度に作成したセクシュアルヘルス・ヘルスケアの素案を用いて実際にケアを実施するにあたり、がん看護の専門家によるアドバイスをいただき、セクシュアル・ヘルスケアを実際に乳がんの女性に実施する予定としてた。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により施設への出入りが困難であったため、専門家によるケアモデルへのアドバイスおよび対象者への直接的介入が実施できなかった。 今後は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況も鑑み、オンラインを用いて、専門家よりアドバイスをもらうことを検討していく。また、乳がんの女性にセクシュアル・ヘルスケアを実施する際には、当初対面でのケアを予定していたが、感染状況を考慮しながら可能な範囲で計画を実施できるよう変更しケア計画の予定を立てる。対象となる方の意向も踏まえオンラインで介入も検討する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、対象者および看護職への調査が実施できなかった。現場が混乱する中、データ収集の日程の調整が難しかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を鑑みながら、研究対象者への配慮を最大限に重視し、調査の時期や回数、調査方法をオンラインにするなど検討していく。
|
Causes of Carryover |
当初の予定よりも、対象者への直接介入ができなかったことで逐語録作成や謝金の金額が発生しなかったこと、および学会への発表を見送ったことで残金が発生した。
|