2022 Fiscal Year Research-status Report
The development of clinical reasoning educational program for pediatric nurses
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20K10838
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Research Institution | National Center for Child Health and Development |
Principal Investigator |
森口 ふさ江 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 社会医学研究部, リサーチアソシエイト (50867504)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
叶谷 由佳 横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 臨床推論力 / 臨床判断力 / 看護教育 / 評価法 / システマティックレビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
小児看護領域における臨床推論教育プログラムを開発するための前段階として、 看護における臨床判断・推論力を強化するための効果的な介入方法と評価法について示唆を得るために、Joanna Briggs Institute(JBI)システマティックレビューガイドラインに基づき、看護師の臨床判断・推論力強化のための教育介入研究論文のシステマティックレビューを行った。無作為割付をした教育介入研究論文14件を抽出し、これらは全て海外で行われており、看護学生を対象としたものであった。近年はバーチャルシミュレーションの開発・評価研究が多く行われており、ライブシミュレーションと同等の有効性が示されていた。臨床判断・推論力の評価方法は、妥当性、信頼性が検証されている尺度があることが確認された。現在、国際医療福祉大学学会誌に論文を投稿し、査読待ちである。
次の段階として、看護師の小児患者急変予測のための臨床推論プロセスモデルの構築を目的として、小児看護に従事するクリティカル領域エキスパートナースの小児患者急変予測のための臨床推論プロセスを調査するために、半構成的インタビューを用いた質的記述的探索研究を計画し、現在倫理審査委員会に提出中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
看護師の臨床判断・推論力強化のための教育介入研究論文のシステマティックレビューを行うことに時間がかかった。 また、小児看護領域における臨床推論教育プログラムを開発する前段階として、小児看護領域に従事する看護師の臨床推論プロセスモデルの構築が必要であることを認識し、まずは、これを目的とした研究に取り組んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
現在倫理審査委員会に申請中である、小児看護に従事するクリティカル領域エキスパートナースに半構成的インタビュー調査を行い、小児患者急変予測のための臨床推論プロセスの構造化を探索的に行う。その後、構造化した臨床推論プロセスを用いて、量的検証的研究を行い、臨床推論プロセスモデルを構築する。構築したモデルを用いて、小児看護領域における臨床推論教育プログラム開発に必要な要素を抽出する。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由:新型コロナ蔓延などの理由により、予定していた海外への視察などが出来なかった、更に、研究の遅れにより、助成金を計画通り遂行することが出来なかった。 使用計画:現在計画中の質的探索的研究と、今後行う予定である量的検証的研究に必要な研究費として使用する予定である。
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