2022 Fiscal Year Research-status Report
Assessment of the severity of night-time crying in early infancy based on analysis of sleep structure
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20K10852
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
兒玉 英也 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (30195747)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠原 ひとみ 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (80319996) [Withdrawn]
熊谷 真愉子 (小西真愉子) 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (20816251)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 乳児 / 夜泣き / 睡眠構造 / 睡眠脳波 / アクチグラフ / 概日リズム |
Outline of Annual Research Achievements |
過去の研究で、乳児期早期(生後3ヶ月と生後4ヶ月)の児の睡眠脳波のスクリーニング調査を行った結果、夜泣きを反復する乳児の睡眠構造に、睡眠周期の周期性の欠如、深睡眠の出現の減少、等の所見が観察されていた。今回の研究では、さらに乳児の睡眠構造のデータを集積し、これら所見の臨床的意義を追求したいと考えている。現在、測定機器を提供してもらいデータ解析を請け負う業者との契約が円滑に行われ、ようやくデータの収集を開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍により対象との接触が制限されたこと、共同研究者の移動と変更とその変更した研究者の個人的状況、さらに業者との契約に関わる大学での事務手続きが遅延したことなどの要素が重なった結果、研究のスタートが当初より2年遅れてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度中に約30例以上のデータ収集を行い、その分析結果を基に研究を年度内に完結したい。児の睡眠脳波の解析技術が以前の研究時よりも進歩していることから、最終的により正確なデータが得られる可能性があると期待している。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により対象との接触が制限されたこと、共同研究者の移動と変更、さらにその変更した研究者の個人的状況、大学の事務手続きの遅延などの要素が重なった結果、研究のスタートが当初より2年遅れてしまった。その結果、業者から機器を借りるための代金と、分析にかかる経費が先送りとなった。現在業者との契約が終了し、測定機器を借りてデータ収集を開始している。残った予算を有効に使用し、年度内にできるだけ多くのデータ分析を行いたい。
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