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2023 Fiscal Year Annual Research Report

更年期女性の不定愁訴及び行動特性の客観的評価とヘルスリテラシーとの関連

Research Project

Project/Area Number 20K10856
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

城賀本 晶子  愛媛大学, 医学系研究科, 講師 (90512145)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 羽藤 典子  人間環境大学, 松山看護学部, 准教授 (50626489)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords更年期 / ヘルスリテラシー
Outline of Annual Research Achievements

1.具体的内容:本研究では、40~59歳までの女性を対象として、ヘルスリテラシーに関する質問紙調査を行う予定である。そのため、2023年度は文献検討により、更年期女性に必要なヘルスリテラシーの要素について明らかにした。
2.意義:WHOはヘルスリテラシーを「健康の維持・増進のために情報にアクセスし、理解、活用する動機や能力を決定する認知的・社会的スキル」であると定義している。しかし、更年期特有のヘルスリテラシーは定義されていない。また、一般に開発されたヘルスリテラシー尺度を調査した結果、現在の尺度では、対象者が更年期女性でないものや、尺度項目が少なく、幅広い症状を呈する更年期女性のヘルスリテラシーを明らかにするには不十分なものも多く、更年期女性のヘルスリテラシーを測定する新たな尺度が必要だと考える。
3.重要性:更年期は老年期に結び付く重要な時期であり、のぼせ、動悸、気分の落ち込みなどの不快な症状を呈しやすい。このような時期の女性はヘルスリテラシーを高める必要があるが、更年期に関するヘルスリテラシーが低い更年期女性が多いことが指摘されている。竹中、酒井(2021)は、質問紙調査により、ヘルスリテラシーが低いことは更年期症状の悪化につながると結論づけている。今後、更年期特有のヘルスリテラシー尺度を作成し、更年期女性のヘルスリテラシーの程度を明らかにすることによって、更年期女性のヘルスリテラシーを高めるための支援方法を考える一助としたいと考えている。

  • Research Products

    (3 results)

All 2024 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Presentation (2 results)

  • [Journal Article] 男性の更年期症状に対する4年制大学看護学生の理解の現状2024

    • Author(s)
      城賀本晶子、桧垣智菜美、野中麻衣、村上光、安部抄太、田中勘太
    • Journal Title

      愛媛大学看護研究雑誌

      Volume: 5 Pages: 11-20

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Presentation] 男性の更年期症状に関する大学生の認識2024

    • Author(s)
      城賀本晶子、桧垣智菜美、野中麻衣、村上光、安部抄太、田中勘太
    • Organizer
      第25回日本健康支援学会年次学術大会
  • [Presentation] 大学生の更年期に関する知識とヘルスリテラシー2023

    • Author(s)
      城賀本晶子、桧垣智菜美、野中麻衣、村上光、安部抄太、田中勘太
    • Organizer
      第24回日本健康支援学会年次学術大会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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