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2022 Fiscal Year Research-status Report

ヘルスリテラシー向上を目指す妊娠後期からの授乳教室「First Gift」の開発

Research Project

Project/Area Number 20K10925
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

常田 裕子  京都大学, 医学研究科, 准教授 (40622486)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 遠藤 俊子  関西国際大学, 保健医療学部, 教授 (00232992)
上澤 悦子  京都橘大学, 看護学部, 教授 (10317068)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsヘルスリテラシー / 母乳育児 / 成熟期女性
Outline of Annual Research Achievements

2022年度は、母乳育児とヘルスリテラシーの関係性について文献検討を行った結果、諸外国では母乳育児とヘルスリテラシーの関係性を見出す研究が多種多様に行われている。ヘルスリテラシーには年齢、婚姻歴、学歴などの社会的要因が関係することが指摘されているものの日本の現状は十分に明確になっていない。就業女性のヘルスリテラシーと仕事のパフォーマンス等に有意に関係していると限局的である。また母乳育児とヘルスリテラシーの関係性については、介入研究を通して見出しているものと見出していないものと相反しており、本邦においては十分な研究は行われていなかった。
そこで本邦における成熟期女性のヘルスリテラシーの実態およびヘルスリテラシーに関連する要因(特に母乳育児等)を探索し、本研究課題のテーマである妊娠期授乳教室への具体的な示唆を得るために、以下の2種類の研究を行うことにした。そのために研究計画書の立案、委託業者の選定などを行い、倫理委員会申請の準備を行った。
①赤ちゃんに優しい病院67施設における母乳育児の実態および妊娠期・産褥期における母乳ケアの実態を明らかにする
②成熟期女性のヘルスリテラシーの実態と関連要因の探索を明らかにする。ヘルスリテラシーは、諸外国で使用されているHLS-EU-Q47日本語版と本邦の女性を対象に用いられている日本人女性版を用いて実態を把握し、本邦および諸外国との比較を行うことを目的にしている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2021年度に方向性を変更を決定し、2022年度は具体的な方向性を見出すこととした。しかし職場の異動もあり、倫理委員会申請に向けた諸準備に時間を要しため、研究実施期間を1年間延長し、研究を進めているところである。

Strategy for Future Research Activity

上記で報告してきたように、方向性を変更した形での研究遂行に向けた準備は整ってきている。そのため、今後はその計画を踏まえて確実に研究を遂行していく。

Causes of Carryover

研究の方向性の変更に伴い、研究実施が遅れているため、本調査の実施に必要な経費が残金として生じている。2023年度に質問紙調査の実施に際し、業者に一部業務を委託すること、研究遂行する上での必要物品を最終調達することや最終年度の成果を今後に繋げるための学会への参加等に必要経費を計上している。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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