2022 Fiscal Year Research-status Report
夫婦が一緒に育児に向き合うためのサポートシステムの提案
Project/Area Number |
20K10953
|
Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
小山 里織 関西医科大学, 看護学部, 准教授 (40458089)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小原 倫子 桜花学園大学, 保育学部, 教授 (10450032)
小林 佐知子 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (20630651)
森山 雅子 桜花学園大学, 保育学部, 准教授 (90532432)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 育児 / 父親 / 夫婦関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,父親と母親双方を対象に子どものネガティブな情動に対する認知プロセスの発達に焦点をあて,親の情動認知が養育行動さらには子どもの発達に影響するのかについて明らかにすることであった。 研究計画では第1子をもつ夫婦を対象に2つの研究プログラムを実施することを計画していたが,新型コロナ感染症拡大の影響を受け研究1に限定し,調査協力者を募り調査を実施することとした。 令和3年度は,これまでに申請者が収集したデータ(科研費補助金 課題番号16K04322)を用いて本研究のテーマに沿って再分析を行い、学会誌に論文を投稿した。 令和4年度からは調査協力者を対象にzoomを活用した面接調査を実施しており,令和5年度9月頃まで面接調査を行う予定である。さらに調査と並行してデータ分析を行い,得られた結果を学会発表をする予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナ感染症拡大による影響から面接調査への承諾が滞り,対象者確保に時間が生じたことから調査時期に変更が生じたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
zoomを活用した面接調査を行っている。調査と同時にデータ分析を行い今年度中に父親と母親の情動認知プロセスの様相及び発達についてモデルを提示し学会発表する予定である。
|
Causes of Carryover |
(理由)新型コロナ感染拡大の影響を受け,当該年度に計画していた研究打合せ,調査,研究発表に係る交通費,調査費用等を計画通りに支出していないため (計画)分析結果を基に研究計画を追加し調査を実施するとともに学会発表を行う。
|