2021 Fiscal Year Research-status Report
在宅看取り実現へのアドバンス・ケア・プランニングの多職種連携教育プログラムの開発
Project/Area Number |
20K10965
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
岡本 双美子 大阪市立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40342232)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 看取り / 在宅看護 / アドバンス・ケア・プランニング / 多職種連携 / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、在宅看取りのための多職種連携によるアドバンス・ケア・プランニングに関する支援についての実態調査を、A県下の在宅医療・福祉施設に勤務する在宅医と訪問看護師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、ケアマネジャー、介護士、臨床工学技士、各50~200名、合計250名を対象に実施する予定であった。しかしながら、新型コロナ感染症の感染拡大による対象者への負担を考え、時期を検討しているところである。そのため、対象者の再検討を行い、実施方法についても再検討を行っている。さらに文献検討を深めて実施しているところである。今後は、新型コロナ感染症の感染状況を見極めながら、研究倫理審査については8月に申請する方向で準備を進めている。調査内容は、個人特性と在宅看取り実現に向けたアドバンス・ケア・プランニングの支援内容と多職種連携の実際、役割に関する認識などを予定している。さらには、アドバンス・ケア・プランニングに影響すると考えられる患者を亡くした経験によるグリーフ(あいまいな喪失による悲嘆)についても、可能であれば合わせて調査し、支援につなげていきたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実態調査を予定していたが、対象者の負担を考えると今年度の実施は見送らざるを得ず、負担のない実施方法を再検討しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、Web調査などの負担の少ない方法にて実施する予定である。
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Causes of Carryover |
今年度実施予定であった調査が、新型コロナ感染症による対象者の負担を考慮し遂行できなかったため。
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