2020 Fiscal Year Research-status Report
認知症グループホームの介護職に対する倫理観の確立を目指す研修パッケージの開発
Project/Area Number |
20K10994
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Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
河野 由美子 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (90566861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桜井 志保美 石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (50378220)
北林 正子 富山県立大学, 看護学部, 助教 (60846137)
山崎 智可 富山県立大学, 看護学部, 講師 (80601666)
小泉 由美 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (70550763)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 認知症グループホーム / 介護職 / 倫理観 / 研修パッケージ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、認知症グループホームの介護職に対する倫理観の確立を目指す研修パッケージの開発である。 研究の概要 1)令和2年度は研修プログラムを作成するための計画立案をするための準備期間であった。2)6月に共同研究者会議を実施した。研修計画実施に向けテキスト作成について検討した。3)文献検討を進め、研修内容や仕組み等について確認することになった。4)9月会議を行い、インターネット環境が整っていること、研修を受ける場所等もインターネットが利用可能か等情報収集することも必要であることを確認した。またWifi等の貸し出しも検討課題となった。5)研究方法の再計画をすることとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究の独自性の一つに、施設に直接専門家が出向き研修を受けることであった。しかし、コロナ禍で講師が出向くことができない状況となったため、研修方法を再検討することになった。そこで、リモートで研修を受けられるような方向性を考えた。 しかし、小規模な施設が多く、インターネット環境が整っているか確認も必要であり、研修を受ける場所等もインターネットが利用可能か等情報収集することも必要となったため。またWifi等の貸し出しも検討課題としてあがり、タブレットも入手しにくい状況もあったため。
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Strategy for Future Research Activity |
1.研修方法について、タブレット端末でリモート研修することにした。そのために、施設の情報収集やインターネット環境整備のための資金と時間等の検討をする。 2.前年度の文献検討及びテキスト作成に着手する。 3.リモート研修が可能かを確認するために、1施設に依頼しプレ研修会を実施する。 4.倫理審査の準備をする。
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Causes of Carryover |
令和2年度は、研修のための計画について共同研究者会議を数回予定しており、その際の会場費や交通費等に充てていたが、コロナ禍によって会議はリモートとなり助成金の未使用が発生した。また、文献検討が少なく図書や複写にかかる助成金使用が少なかった。 令和3年度は、プレ研修をリモートで実施する場合に研修先のインターネット環境やタブレット端末等を整備するための資金が増加するために必要となる。
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Research Products
(1 results)