2020 Fiscal Year Research-status Report
胎児性アルコールスペクトラム症候群予防のための女性飲酒教育プログラムの開発
Project/Area Number |
20K11003
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Research Institution | Teikyo University of Science & Technology |
Principal Investigator |
吉岡 幸子 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (40341838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 悦子 帝京科学大学, 医療科学部, 准教授 (20587761)
野尻 由香 獨協医科大学, 看護学部, 准教授 (10407968)
柴田 亜希 (柴田亜希) 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (80635764)
関 美雪 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (40299847)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 女性 / 飲酒 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は「胎児性アルコールスペクトラム症候群(FASD)予防のための女性飲酒教育プログラムの開発」である。コロナ禍の影響により、飲食店による飲酒問題や在宅勤務による飲酒問題などの報道も多くある。女性のみならず、今まで以上に飲酒関連問題は深刻な問題になることが予測される。本研究は本年初年度であるが、コロナ禍により研究活動に大きく影響を及ぼし、大幅に遅れた。そのため研究協力者であった4人の研究者を研究分担者とし、会議を数回実施し、計画目的や全体のスケジュールによる議論を重ねてきた。その結果、量的研究班と質的研究班の2班に分かれ、令和3年度研究を推進していく予定である。また、海外文献の先行研究の論文を収集し、文献検討を行っている途中である。本研究目的に変更はないが、若干、対象者と研究方法を変更せざるを得ない状況である。研究計画の主な変更点は1.海外(カナダ)に行き、研究者との交流やFASDと思われる子どもと家族へのインタビューは当面延期することにした。その代わりに、日本のFASD(疑いを含む)の子どもとその家族支援を行っている保健師等からその実態を把握するインタビューを実施することとして、実態を把握することとした。2.企業や大学生の実態調査においては、郵送法を予定していたが、オンライン調査で行うことを予算も含めて検討している。 上記の変更点を踏まえて、現在、研究計画書の作成と倫理審査員会提出書類の準備をしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により、研究者自身の研究遂行時間が思うように取れなかったことが遅れた要因でもある。また海外(カナダ)に行き、当事者からのインタビューや研究者からの示唆を得ることが出来ず、質問紙調査表のデザインに影響が出てしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究は遅れているが、その方策として今年度は、4人の研究協力者を研究分担者として、1.日本のFASD(疑い含む)の子どもと家族支援を行っている保健師から実態を把握する。2.企業や大学生の飲酒の実態調査においては、郵送法を予定していたが、WEB調査で行う予定である。 上記の変更点を踏まえて、現在、倫理審査員会に提出準備をしている。
先駆的活動を行っているカナダ視察においては、コロナ禍の影響を鑑み、検討課題とする
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Causes of Carryover |
海外出張を中止したため使用計画に影響が出た。
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