2022 Fiscal Year Research-status Report
訪問看護を利用する一人暮らし高齢者の包括的支援のためのガイド開発
Project/Area Number |
20K11040
|
Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
辻村 真由子 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30514252)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 淳子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 国立看護大学校, 教授 (10553563)
阿川 啓子 島根県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (20709381)
湯本 晶代 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10825037)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 一人暮らし / 高齢者 / 訪問看護 / 包括的支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
日本は少子高齢化の一途を辿っており、高齢者単独世帯は男女ともにますます増加することが見込まれている。本研究の目的は、訪問看護を利用する一人暮らし高齢者に対する多職種(訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャー)による包括的支援のためのガイドを開発することである。 3年目である2022年度は、訪問看護を利用する一人暮らし高齢者を支援した(または支援している)訪問看護師、ホームヘルパー、ケアマネジャー各6人程度に対するインタビュー調査を、計画していたが、文献検討等の準備に時間を要し、インタビューガイドの検討、倫理審査申請の準備に留まった。 調査地域は、都市部(東京、千葉)および農村部・過疎地域(島根、石川)を予定していたが、2020年度末の研究代表者の所属機関異動のため、フィールドの情報収集を行い、調査地域を再検討した。 包括的支援の先駆的実践について知見を得るため、Community Wellness Team (CWT)を形成してIntegrated careを実践している北東イングランドのNuffieldTrustおよびKingston University and St George’s, University of Londonを訪問することを計画していたが、2020年度、2021年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大により渡航を延期し、文献やインターネットによる情報収集に留まった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度末の研究代表者の異動の影響のため、調査実施が遅延している。 また、イギリスでの包括的支援の先駆的実践の視察は、新型コロナウイルス感染症の拡大により2020年度、2021年度に引き続き延期している。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の拡大により、イギリスでの包括的支援の先駆的実践の視察については、渡航の見込みが立たないため、資料調査、インタビュー調査を先に行う。 また、インタビュー調査の推進のため、研究補助者の協力を得る。
|
Causes of Carryover |
2022年度はインタビュー調査を実施する予定であったが、2020年度末に研究代表者の異動があり、調査実施準備が遅れ、調査の費用として次年度使用額が生じた。また、イギリスでの包括的支援の先駆的実践の視察は、新型コロナウイルス感染症の拡大により2020年度、2021年度に引き続いて延期している。 次年度使用額は、インタビュー調査、専門家会議等に使用予定である。
|
Research Products
(11 results)
-
[Journal Article] Hopes and fears regarding care robots: Content analysis of newspapers in East Asia and Western Europe, 2001-20202022
Author(s)
Naonori Kodate, Yurie Maeda, Boris Hauray, Mayuko Tsujimura, W. C. Chan, Hasheem Mannan, Wenwei Yu, Sebastien Dalgalarrondo, Mei-chun Cheung, Akiyo Yumoto, Sayuri Suwa, Sarah Donnelly, Nobuhiro Sakata, Diarmuid O'Shea, Kazuko Obayashi, Shigeru Masuyama
-
Journal Title
Frontiers in Rehabilitation Sciences
Volume: -
Pages: -
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-