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2023 Fiscal Year Annual Research Report

健康ニーズに基づく企業の健康施策形成から評価における合意形成プロセスモデルの構築

Research Project

Project/Area Number 20K11083
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

望月 由紀子  東邦大学, 看護学部, 准教授 (70440253)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 湯淺 晶子  東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (80804864)
猪股 久美  帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 准教授 (90464784)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords健康ニーズ / 合意形成 / プロセス / マネジメント
Outline of Annual Research Achievements

2023年度は、2022年度に実施したインタビュー結果の分析を行った。産業保健師の経験年数は,平均21年(範囲6~33年),中堅前期(6~15年)4名,中堅後期(16~25年)2名,ベテラン期(25年以上)5名であった。産業保健師は,P(計画),D(実施),C(評価),A(改善)のプロセスに基づいて,企業の健康ニーズに基づく施策化を実現していた。P(計画)の立案では,【課題の洗い出し】【施策案検討】【計画案】【計画案の事前相談】【会議体で提案】【組織化】に分類された。DO(実施)においては, 【実施内容】や【実施内容の工夫】に分類された。C(評価)においては, 【アウトプット評価】【影響評価】【プロセス評価】【費用対効果】の4つのカテゴリーに分類された。Act(改善)においては,実施後のアンケート結果を≪フィードバック≫し≪改善に向けた見直し≫を行い≪次年度に繋がる流れ≫を検討して【改善】する部分を検討していた。また企業において産業保健師の存在は,【身近な相談相手である医療職】であり≪キーパーソン・経営層を巻き込む≫ことで,【横のつながり】を大切にしていた。保健師の【ワーク・エンゲイジメント】が高い状態であった。産業保健師は,≪キーパーソンとの連携≫やキーパーソンと一緒に≪実施の方向性を探る≫ことで【キーパーソン】と協働していた。企業全体の【健康意識の向上】をさせることや,【一体感】が生まれていた。
施策化の実現にむけた課題を抱えながら、組織・専門職同士・専門職以外との対話を大切にすることで、施策化実現にむけた促進要因として、【一致団結して目標達成に向けて協働】【他部署と連携体制を構築】【組織を巻き込むことでの実現可能性の兆候】が抽出された。本研究成果については、パンフレット、論文投稿を作成し還元予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 企業の健康ニーズに基づく健康施策立案から評価のプロセス2023

    • Author(s)
      望月由紀子、猪股久美
    • Organizer
      題82回日本公衆衛生学会学術集会
  • [Presentation] 企業の健康ニーズに基づく健康施策の取組みにおける保健師の困難感2023

    • Author(s)
      望月由紀子、猪股久美、湯淺晶子
    • Organizer
      第12回日本公衆衛生看護学会学術集会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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