2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the Discharge Planning System for Nursing Home
Project/Area Number |
20K11136
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
坂井 志麻 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (40439831)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高井 ゆかり 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (00404921)
長江 弘子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
石橋 みゆき 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (40375853)
熊野 奈津美 杏林大学, 保健学部, 講師 (10510042)
大西 知子 杏林大学, 保健学部, 助教 (90845091)
西川 裕理 杏林大学, 保健学部, 学内講師 (00912388)
岩崎 孝子 杏林大学, 保健学部, 教授 (50826401)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 高齢者施設 / 入退院時連携 / アドバンスケアプランニング / 急性期病院 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者施設における急性期病院との入退院時に、施設・病院の連携担当者がどのような連携をしているのか実態調査を行った。特別養護老人ホーム99施設、介護老人保健施設43施設、有料老人ホーム156施設より回答を得た。平均入所者数は71.9±45.2人で、過去1年間に急性期病院での入院治療が必要になった患者数は平均25.2±31.8人、そのうち医療機関への退所となった入所者の平均は7.8±15.7人であった。 人生の最終段階における医療やケアについての本人家族への説明と本人の意思確認/推定は、76.8%の施設が「いつも行っている」と回答し、本人家族等と施設関係者間での話し合いは、63.8%の施設が「いつも行っている」と回答した。人生の最終段階における医療やケアについての繰り返しの話し合いは、35.6%が「いつも行っている」、「行う時がある」が56.0%であった。看取りの実施状況では、76.8%の施設が「あり(希望があった場合は対応できる)」と回答した。過去1年間の看取り実施数は平均9.5±7.9人であった。 介護保険施設入所者の入退院支援プロセスの中で、利用者本人の意向をどのようにつないでいるのか急性期病院の退院調整看護師、医療ソーシャルワーカー、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設の看護師、相談員、介護支援専門員を対象として半構造化面接を実施し、質的帰納的に分析した。病院、施設ともに入院前や入所前からの本人の生活や意向を知り、次の施設へ情報をつなげようとかかわっていることが明らかになった。また、今までの生活史からその方の意向を知り、最期までその人らしく生きていけるように、情報を切れ目なくつないでいくことの重要性が示唆された。
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