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2020 Fiscal Year Research-status Report

人工膝関節全置換術患者の異常な歩行パターン改善のためのリハビリプログラムの作成

Research Project

Project/Area Number 20K11216
Research InstitutionHokkaido Chitose College of Rehabilitation

Principal Investigator

小林 巧  北海道千歳リハビリテーション大学, 健康科学部, 教授 (70608546)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords人工膝関節全置換術 / 歩行 / 筋活動動態
Outline of Annual Research Achievements

本研究では人工膝関節全置換術(TKA)患者の歩行時の筋活動動態の解析により異常な歩行パターンの発生機序を明らかにすることで、結果に基づいたリハビリプログラムを考案し、その効果について検証することを目的として研究を実施している。
基金を受ける3年間で効率的にデータ収集及び解析を実施できるよう計画を立てていたが、新型コロナウイルスの影響により、データを収集する予定だった施設での対象者の提供・協力が難しい状況となり、初年度予定していたデータ収集は全くできない状況となっている。
TKA患者のデータは術後1か月、6か月、12か月で収集する予定であり、初年度は術後1か月および6か月のデータ(対象数30名、累計60名)を収集する予定だったが、それが全く実施できていない状況である。よって、初年度は新型コロナが収束し、施設での研究対象者の提供および協力が得られた際、すぐにデータ収集が行えるよう、本研究における研究協力者と、データ収集に関する綿密な打ち合わせを行い、いつでもデータ収集を開始できるよう準備を進めた一年であった。
1人のTKA患者のデータを収集するのに1年の期間を要すること、また、対象である健常高齢者のデータは、TKA患者と年齢を合わせるために、ある程度、TKA患者数が集まらないと実施できないなどの理由から、現段階における新型コロナの感染状況から考えた場合、残りの基金提供機関の2年間では予定通りデータ収集を実施することが難しい可能性も推察されるため、期間延長も視野に入れ、検討を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

当初予定ではTKA患者の術後1か月および2か月のデータ収集(総数30名、累計60名)を実施する予定だったが、新型コロナの影響で、対象者を提供いただく予定の施設でのデータ収集が難しい状況となり、また、他施設をあたってみても同様の状態であった。よって、初年度は新型コロナの収束後、すぐにデータ収集ができるよう研究協力者との打ち合わせのみとなった。

Strategy for Future Research Activity

TKA患者のデータ収集は術後1か月、6か月、12か月の計3回を予定しており、1人のTKA患者のデータを得るには最低でも1年間を要する。新型コロナの収束により、施設でのデータ収集が可能となるには、まだ時間が要すことが考えられるため、期間の延長も視野に入れ、開始できる状況となった場合、当初予定より日程を詰めて、データ収集に取り組む方針で検討している。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた理由は、新型コロナによってデータ収集が実施できなくなったため、当初予定していた60名分のデータ収集にかかる消耗品費、研究対象者や研究協力者に対する謝金や交通費、集まったデータを公表するための学会参加費やその旅費などに関する支出が一切無くなったためである。
データ収集施設での研究協力が得られる状況になった場合は、初年度予定していたデータ収集も実施していく方針で検討しているため、初年度利用できなかった助成金を利用して随時、進めていく。

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Published: 2021-12-27  

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