2023 Fiscal Year Research-status Report
Factors affecting cateer maturity of Japanese college athletes
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20K11302
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
木内 敦詞 筑波大学, 体育系, 教授 (40241161)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
歳森 敦 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (80222149)
川村 卓 筑波大学, 体育系, 准教授 (30334056)
奈良 隆章 筑波大学, 体育系, 助教 (10598890) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | スポーツ・ライフ・バランス / 大学生アスリート / キャリア成熟 / セルフマネジメントスキル / チーム組織風土 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究1から4で構成される5年間の本研究課題のうち、4年目の2023年度は研究3を進めた。研究3は、研究1および研究2を通して得られた仮説、すなわち、大学運動部活動を通した経験が学生アスリートのキャリア成熟に及ぼす影響を、セルフマネジメントスキルが媒介する仮説モデルを検証するものであった。インターネット調査会社の登録モニターのうち、本邦における大学生競技者数上位12種目(野球、陸上競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、水泳、バドミントン、ハンドボール、テニス、卓球、柔道)の学生アスリートに対象を絞り、調査を行った。キャリアレディネス尺度短縮版(坂柳、2019)3因子9項目、スポーツ・セルフマネジメントスキル尺度(竹村ほか、2013)8因子32項目、改訂版スポーツドラマチック体験尺度(阿南、2010)7因子26項目のほか、大学入試の種類、現チーム内の位置、競技水準についても回答を求めた。その結果、185名からの回答を得た。野球とサッカーに限定した研究対象であった研究1および研究2を通して得られた仮説との異同について、検討を進めている。 日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会(2023/8/30-9/1、同志社大学)の応用研究部会「競技スポーツ研究部会」において、「高校大学期におけるスポーツとの関わり方」について、研究課題1および2で得たデータ等に基づく話題提供を行った。 最終年の2024年度は、大学卒業3-5年を経過した卒業生を対象に、自身のキャリア成熟に影響を及ぼした要因について、インタビュー調査を通して明らかにする予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
3年目(2022年)に着手予定であった研究3のデータ取得を4年目(2023年)に行えたものの、成果発表に至っていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
5年目の最終2024年度は、研究4のインタビュー研究を進めるとともに、これまでの研究の成果を発表していく。そのためにも、非常勤研究員を雇用し、研究成果発表の推進に努める。
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Causes of Carryover |
当初予定してたインターネット会社を介した調査において、研究条件に適合する大学生アスリートのモニター人数が想定していたものより少なく、調査費用自体も大幅に安価となった。その予算で、次年度(2024年度)において、前項記載のとおり非常勤研究員を雇用し、研究進捗の遅れを取り戻す予定である。
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Research Products
(9 results)