2024 Fiscal Year Annual Research Report
The effects of sports characteristics on sclerostin secretion in young athletes
| Project/Area Number |
20K11348
|
| Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
本田 亜紀子 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (20413784)
|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梅村 義久 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (00193946)
|
| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
| Keywords | スクレロスチン / アスリート / 骨代謝 / メカニカルストレス |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、アスリートを対象に運動様式とスクレロスチン(SCL)を中心とした骨応答との関連について検討することを目的とした。 男性アスリートとして、自転車競技選手(CY、n=19)、ラグビー選手(RG、n=20)、野球選手(BB、n=17)、バレーボール選手(VB、n=12)を対象とした。(女性アスリートはフェンシング(n=13)のみであったため、統計からは除外する) 血中SCL、骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)、オステオカルシン(OC)、酒石酸耐酸性ホスファターゼ5b(TRAP)等を分析した。また、QUS法により踵骨の骨密度を計測した。 SCLはRG群がCY群より有意に高く(p<0.01)、BBよりも高い傾向が見られた。OCもRG群がCY、BB群よりも有意に高かった(p<0.05)。BAPはRG群がBB、VB群よりも高い傾向を示した。TRACPには群間で有意な差は見られなかった。スティフネスとZスコアは、RG群がCY群より有意に高かった(p<0.01)が、その他群間に有意な差はなかった。また、SCLはOCおよびTRACPと正の相関(p<0.01)を示した。一方、スティフネスは体重、除脂肪体重および骨代謝マーカーとの間に相関はなかった。 RG群は他のアスリート群よりも骨代謝が亢進しており、このことがSCLが高くなった要因の1つであると考えられた。一方、SCLレベルは骨密度に影響を与えなかった。したがって、ラグビーのような持続的な高強度のメカニカルストレスはSCLを増加させるが、骨形成を阻害するというよりは、活発なリモデリング中においては骨代謝のバランスを調節している可能性があると推察された。また運動と関連した他のメカニズムがSCLの増加に関与しているのではないかと考えられた。
|