2020 Fiscal Year Research-status Report
呼吸筋による盗血現象が手指筋の力制御能力を低下させるか?~管楽器演奏を想定して~
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20K11466
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Research Institution | Kyoto City University of Arts |
Principal Investigator |
上 英俊 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 准教授 (90433242)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉武 康栄 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (70318822)
鷲野 壮平 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 産総研特別研究員 (30850937)
空閑 佐智子 立命館大学, 共通教育推進機構, 嘱託講師 (10573553)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 新型コロナウィルス / 感染拡大防止 / 実験実施制限 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,呼吸筋活動=換気量や吸気速度の増加にともなう四肢の活動肢筋への血流配分および筋活動様相の変化に着目している.したがって実験時においては,対象者は換気量や吸気速度の調整が必要であり,またそれらを測定する必要がある. 一方で,新型コロナウィルス感染防止に努める必要があること,主な感染原因の1つに「飛沫」があることを考慮すると,現在まで,実験の実施を制限する必要があった.そのため,今年度は「吸気流速の可視化」に取り組んだのみである.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究は,呼吸筋活動=換気量や吸気速度の増加にともなう四肢の活動肢筋への血流配分および筋活動様相の変化に着目している.したがって実験時においては,対象者は換気量や吸気速度の調整が必要であり,またそれらを測定する必要がある.一方で,コロナ感染の主たる要因が飛沫であること,また主たる実験実施地が関西方面であることなどを考慮すると,現在まで,実験の実施を制限する必要があった.
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究においては,まず,昨年度より取り組んでいる吸気流速をリアルタイム表示するシステムを完成させる.その後,感染状況を考慮しながら,本実験を実施する.
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Causes of Carryover |
本研究は,呼吸筋活動=換気量や吸気速度の増加にともなう四肢の活動肢筋への血流配分および筋活動様相の変化に着目している.したがって実験時においては,対象者は換気量や吸気速度の調整が必要であり,またそれらを測定する必要がある. 一方で,新型コロナウィルス感染防止に努める必要があること,主な感染原因の1つに「飛沫」があることを考慮すると,現在まで,実験の実施を制限する必要があった.そのため,今年度は「吸気流速の可視化」に取り組んだのみである. 今後の研究においては,まず,昨年度より取り組んでいる吸気流速をリアルタイム表示するシステムを完成させる.その後,感染状況を考慮しながら,本実験を実施する.
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