2024 Fiscal Year Annual Research Report
Modelling of Control Capture and Its Applications
| Project/Area Number |
20K11743
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| Research Institution | Institute of Science Tokyo |
Principal Investigator |
西崎 真也 東京科学大学, 情報基盤センター, 教授 (90263615)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 例外処理 / 型システム / ラムダ計算 |
| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は、研究課題「コントロールキャプチャを伴う例外処理機構の形式的モデル化」の最終年度として、これまでに構築してきた各種計算モデルおよび論理的枠組みの整理と統合を行い、研究全体の取りまとめを行った。特に、コントロールキャプチャ機構を含む例外処理について、ラムダ計算に基づく操作的意味論と、型理論・線形論理を用いた数理論理学的解釈の両面から、整合的かつ拡張可能なモデルを構築した。
また、構築した理論枠組みを命令形、オブジェクト指向、並列型などの各種プログラミング言語パラダイムに応用するための基礎的な設計指針を提示し、それぞれの言語特性に応じた例外処理機構の記述可能性を明らかにした。さらに、これらのモデルに基づく推論システムの構成と、モデル検査器等への応用可能性についても検討を行った。
これにより、例外処理機構におけるコントロールキャプチャの数理的理解と形式的検証への基盤を確立することができた。
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