2020 Fiscal Year Research-status Report
アルゴリズム公開型耐タンパー技術の実証的な解析と評価
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20K11821
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Research Institution | Shizuoka Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
大石 和臣 静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (20635213)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 耐タンパー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,COVID-19の影響のため研究の進捗あるいは実績は少ない.研究開発機材の購入や開発は行えず,国内研究会にオンラインで参加し,文献に基づく推敲を行ったが,研究発表は行わなかった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19のため研究の環境を整えて実施することが困難であった.いくつかの文献をインターネットで収集し,国内の研究会にオンラインで参加したが旅費は発生しなかった.国外の会議は(渡航禁止あるいは開催中止のため)参加できなかった.研究代表者の研究室に所属する学生が卒業・修了の研究として実装や実験評価を行うことで研究計画を複数人で分担して進めることも計画していたが,オンラインでの指導は困難であり,関連する研究テーマに取り組みたいと希望する学生もいなかった.研究協力者との意見交換を行う機会も得られなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
研究が約一年遅れた状況なので,初年度に行う予定であった研究計画のうち未着手の件を遂行する予定である.具体的には,アルゴリズムの詳細化,開発環境構築,解析ツール活用技術の検討と習得,論文,開発ボード,製品の収集/検討/評価,最先端研究動向把握を行う.
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響のため,本年度は直接経費を使用しなかった.研究計画が1年遅れたことに相当する状況のため,当初に計上した次年度の所要額を減らし,それと初年度の所要額を合わせた金額が次年度使用額となる.使用計画は当初の初年度の研究内容である.加えて,当初2年目に取り組む内容にも可能であれば着手したい.
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