2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20K11892
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Research Institution | The University of Aizu |
Principal Investigator |
愼 重弼 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (40315677)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安村 明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (60723468)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 発達障害 / 書字認識 / 機械学習 / 個別画情報 / 画間相互情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
発達障害は、障害者基本法によると、学習障害(Learning Disabilities: LD)、注意欠陥多動性障害(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder: ADHD)、 自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)等を 指す。 LDとは、知的な能力の遅れがないにも関わらず読みの問題を抱えていたり、計算することが苦手であったりといった特徴がある。 一方、ADHDは不注意、多動、衝動といった症状をもち、ASDはこだわりやコミュニケーションの問題といった行動上の問題を有するのが特徴的である。 本研究は、書字から神経発達障害群(発達障害)を識別するための自動書字認識システムの開発を目的とする。発達障害では、字形バランスの悪さや筆圧の過度な強弱などの書字の特異性が示唆されているが、書字から発達障害を識別するためのシステムはこれまでに存在していない。 本研究では、発達障害を対象とした研究および書字識別システム開発の経験を活用し、書字のどのような特徴が発達障害の特異性と関連しているのかを明らかにすることで、新たに書字によって得られたデータから発達障害を自動識別することができるシステムを開発する。
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