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2022 Fiscal Year Research-status Report

学認と連携した安全な共同利用LMS実現のための受講情報確認システムの発展

Research Project

Project/Area Number 20K12088
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

浜元 信州  群馬大学, 総合情報メディアセンター, 准教授 (80432095)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywords情報倫理教育 / LMS / API
Outline of Annual Research Achievements

本研究の課題は2つあり,一つは安全な共同利用LMSの実現に向けた匿名ID利用である。もう一つは,学習ログを自動取得化するともに詳細な学習ログの提供を行う事である。これらの実現のため,学認LMSで利用している「Moodle」を「学認」により複数機関で共同利用した場合に,コースの成績を確認する「成績確認システム」の開発を行っている。
今年度は,匿名ID利用の検討については,昨年までに実施したIdPと連携した匿名IDからのユーザ特定に関しては国際会議WCCE2022に採択され,ポスター発表を行った。また,昨年度の検証結果からIdP側から複数SPに渡った匿名IDを属性として提供することは困難であることと,NameIDとしての提供は可能であることから,属性の送信確認検討は保留することとなった。
一方で,学習ログの自動取得と詳細化に関しては,2022年度より学認LMS側でAPIが提供されることとなったため,成績確認システム側での実装を行った。具体的には,学認LMSのAPIを利用して,学認LMSのコース情報と受講情報,成績を定期的に自動取得するよう実装し,第39回CLE研究会での発表を行った。
学習ログの詳細化については,APIにより取得した最終テストと受講状況を利用した分析を行い,どのような詳細情報が必要になるか検討を進めている。
更に,学認LMSの教材が変更されたため,これに合わせた成績確認システム側での実装変更を行った。大学での運用が楽になるよう,合格の条件を設定できるようにし,合格者が分かりやすくなるよう表示をアップデートした。本成果は学認LMSの情報倫理教材を利用する大学等で利用できるよう,githubで公開した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初の予定にあった複数SPに渡る匿名IDの属性としての提供に関しては実装が遅れている。ただし,NameIDとしての匿名ID提供は可能であることが分かっているため,ユーザによる匿名IDの属性送信確認ができないという問題点が残るが,匿名IDの利用が不可となっているわけではない。
属性の詳細化に関しては,解析が進んでいるが,コロナ禍の絵影響もあり成果発表が遅れているため,やや遅れていると判断した。

Strategy for Future Research Activity

今後は,属性の詳細化のための受講履歴の解析を進めるとともに,成果発表を行う予定である。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症のため,海外出張に行くことが困難となり,国際会議出張の旅費が不要となった。

  • Research Products

    (5 results)

All 2023 2022 Other

All Journal Article (1 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results) Remarks (2 results)

  • [Journal Article] 学認LMSのAPIを用いた成績確認システムの開発2023

    • Author(s)
      浜元 信州,小川 康一,上田 浩,古川 雅子,中村 素典,山地 一禎
    • Journal Title

      研究報告教育学習支援情報システム(CLE)

      Volume: 2023-CLE-39 Pages: 1 - 7

  • [Presentation] 学認LMSのAPIを用いた成績確認システムの開発2023

    • Author(s)
      浜元 信州,小川 康一,上田 浩,古川 雅子,中村 素典,山地 一禎
    • Organizer
      第39回教育学習支援情報システム(CLE)研究会発表会
  • [Presentation] The Cyberethics Grade Comformation System for Shibboleth Federated LMS2022

    • Author(s)
      Nobukuni Hamamoto, Koichi Ogawa, Hiroshi Ueda, Masako Furukawa, Motonori Nakamura, Kazutuna Yamaji
    • Organizer
      World Conference on Computers in Education 2022
    • Int'l Joint Research
  • [Remarks] 情報倫理eラーニング受講情報確認システム

    • URL

      https://github.com/n-hamamoto/cegc

  • [Remarks] cegc-docker

    • URL

      https://github.com/n-hamamoto/cegc-docker

URL: 

Published: 2023-12-25  

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