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2020 Fiscal Year Research-status Report

観光者の動態把握におけるビッグデータ活用

Research Project

Project/Area Number 20K12403
Research InstitutionThe University of Fukuchiyama

Principal Investigator

神谷 達夫  福知山公立大学, 地域経営学部, 教授 (30388227)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 充  福知山公立大学, 地域経営学部, 助教 (50782281)
江上 直樹  福知山公立大学, 地域経営学部, 助教 (30727342)
Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywordsパケットセンサ / 観光者 / 行動分析 / ビッグデータ / ディープラーニング / 機械学習
Outline of Annual Research Achievements

研究計画では、2020年に(WiFi)パケットセンサ等のシステムを構築し、観光地に設置することによりデータの取得を目指すことを目標としていた。しかし、コロナ禍により、観光者の行動が通常とは全く異なった状態になった。本研究は平常時のデータを取得することを目的としているため、通常と異なった観光者の行動を取得しても研究に役立たないと判断し、研究を進めることができなかった。また、センサを設置する店舗等の場所の営業が通常通りには戻らなかったため、店舗へのパケットセンサの設置も実現できなかった。
上記のような研究の進捗状況のため、2020年度はパケットセンサの店舗等への設置を断念し、研究を小規模な文献調査とセンサの試作のみにとどめた。2020年度には、センサ装置の試作や技術的検討及び取得したデータの処理方法に関する検討は進めることができたが、パケットセンサ自体が設置できないため、センサ装置を量産しなかった。このため、センサ製作のために研究費を使用することがなかった。
また、2020年下期からの世界的な半導体の供給不足の影響を受け、予定していた計算用アクセラレータの導入を見送った。アクセラレータの主要部品であるGPUが世界的な半導体の供給不足の影響により高騰し、当初想定していた価格で購入することが困難となったことが設備導入断念の原因である。この設備は、2021年度以降に購入することとする。
本年度の主な進捗は、小規模な文献調査とセンサシステムの試作であったが、この試作には他の研究費を充当した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

コロナ禍の影響により、研究に遅れが出ている。センサを設置する予定であった観光地や店舗が通常の営業になっておらず、研究を進めることが困難となっている。
また、世界的な半導体の不足により、予定していた設備の導入が困難となっている。半導体の供給状況が安定するまで、設備の導入を延期する予定である。
センサ等の技術的開発は順調に進んでおり、コロナ禍の収束後には、問題なく研究を進めることができる状態にある。

Strategy for Future Research Activity

コロナ禍の影響により、当初の予定より1年遅らせて研究を進めることとする。また、2020年度に導入予定であった設備は、2021年度後半に半導体の供給が安定する見込みであるため、2021年度から導入する。
コロナ禍が収束するまでは、外部との接触がほぼ不要であるセンサシステムの設計やデータ処理方法の開発に注力する。

Causes of Carryover

コロナ禍により、センサ設置等の研究に必要な作業をすることができなくなり、研究を進めることができなくなった。
また、世界的な半導体不足の影響を受け、予定していた設備を予定していた金額で購入することができなくなった。半導体の供給が安定するまで、設備の購入を延期することにしたため、設備購入のための金額を繰り越すこととなった。

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Published: 2021-12-27  

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