2020 Fiscal Year Research-status Report
観光まちづくりを牽引しうるリーダー像の構築とリーダー育成プログラムの開発
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20K12434
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Research Institution | Takasaki City University of Economics |
Principal Investigator |
井手 拓郎 高崎経済大学, 地域政策学部, 准教授 (90583716)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 観光まちづくり / 観光地域づくり / リーダーシップ / 人材育成 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ、本課題に関する2020年度の調査出張を見送った。それに代わり、関連する文献等の情報収集を進めて次年度の調査準備を行った。具体的には、日本の都道府県庁を対象とした観光地域づくり人材育成の取り組みに関するアンケート調査の設計および調査票の作成を行った。この調査は2021年4月にE-mailを用いて各都道府県に協力依頼を行い、5月初旬まで回答を回収する。その後、回答の分析を行い、その結果は学会等で報告する予定(2020年度中の予定)である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ、2020年度の調査出張を見送った。それに代わり、2020年度は関連文献等の情報収集を行い、次年度の調査準備を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、2020年度に準備を行った調査を実施し、その結果を学会等で報告する予定である。その調査とは、日本の都道府県庁を対象に「観光地域づくり人材育成の取り組み」を把握するものである。都道府県庁が関わる人材育成に関し、過去5年間の実績および今後の新規の計画を確認する。それらの回答を分析することにより、観光地域づくり人材育成の全国的な傾向を把握し、現状と課題を明らかにする予定である。この研究結果に基づきながら、人材育成事例の詳細分析にも取り組んでいく予定である。 上記に加えて、観光まちづくりにおけるリーダーシップの分析を行うため、事例対象地の選定を進め、今後の調査実施に向けて準備をより具体的に進める予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を踏まえ、当初予定した調査出張をすべて見送ったため。
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