2020 Fiscal Year Research-status Report
Gender Biases in Recruitment, Hiring, and Promotion
Project/Area Number |
20K12472
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Research Institution | Kyoto University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
根本 宮美子 京都外国語大学, 国際貢献学部, 教授 (60737617)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ジェンダー / 経営 / バイアス / 差別 / 組織 / 労働 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度の計画は社会学および経営学、経済学の異なる領域における先行研究の整理を行い、質問リストを作成し聞き取り者の選定を進めることであったが、他機関の協力者や海外機関の研究者と面談することなどが不可能であり、ビジネスイベントの開催も限定的であったため聞き取り者選定ができずデータ収集に遅れが生じている。一方で先行研究の整理とオンラインによる講演によりこれまでの研究で得た知見と情報を元に発表や講演を行うことができた。海外研究者とはオンラインにて意見交換を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
海外・国内出張が困難な状態であり、データ収集の準備として海外研究者、プロフェッショナル、ビジネス団体等とのコンタクトが進展しなかった。今後どれくらい実証データの収集が進展させられるか社会情勢によると思われるため、オンラインあるいは他のメディアを通じたデータ収集を行うことを検討している。データ収集方法及び今後の論文執筆においても軌道修正を行うことも検討している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の社会状況を見ながら、できるだけ企業や聞き取り者の選択を進めて、データ収集を継続することとする。また収集データのコード化と分析も平行して進める。収集したデータを少数ではあっても、コード化を行い、ジャーナル投稿と学会発表を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
海外及び国内出張によるデータ収集ができなかったためその分の支出が生じなかったため翌年に支出することとした。海外における聞き取りや学会発表に支出予定である。
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