2024 Fiscal Year Annual Research Report
Field crossing study of Japanese traditional culture from the early-modern times to the modern times and Utilization to data science teaching materials.
| Project/Area Number |
20K12565
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| Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
福田 智子 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (50363388)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 百人一首 / 源氏物語 / 和歌 / 歌留多 / 源氏絵 / 歌意絵 / データベース / データサイエンス |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、2020年度に開始して以降、2024年度で5年目となる。研究開始当初は3年計画であったが、「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う科学研究費助成事業の補助事業期間の延長の特例」により、1年ずつ2度の研究期間延長が認められた。この「特例」により、2024年度には本研究課題に並行してもうひとつ、科学研究費補助金基盤研究(C)の申請が可能となり、こちらも4年計画で研究を開始している(課題番号:24K15666)。文学作品の絵画化という観点を主軸としたこの新たな研究は、本研究課題のテーマをより特化し深めようとするものであるが、本研究課題の研究成果は、これと一部重複する。 さて本年度は、全5回の定例研究会において、計25件の研究発表および講演を行った。講演の一部は、録画をYouTubeにて公開している。また、研究論文や研究ノート・資料紹介を、あわせて8編発表した。このうち2編は、昨年度に引き続き、奈良絵本『竹取物語』の調査を行った成果である。学会発表1件は、日本伝統文化のなかでも古典和歌の表現授受の問題を取り上げ、少しく時代を遡ってその本質を探ろうとしたものである。 なお、『社会科学』55(1)(2025年5月発行予定)において、「『源氏物語』の表現と享受の諸相―物語に込めたもの、見出したもの―」と題する特集を組み、研究論文4編、研究ノート1編が掲載されることになっている。さらに、『社会科学』55(2)(2025年8月発行予定)には、同志社大学文化情報学部蔵『絵変わり百人一首かるた』(書誌ID:BB12965591)を紹介し、『百人一首』歌意絵について考察を加えた研究ノート1編を投稿し、現在、査読を経て入稿した段階である。林原美術館・熊本大学附属図書館(永青文庫)等を見学・調査した成果は、順次発表していく予定である。
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