2021 Fiscal Year Research-status Report
Documentation, maintenance, and revitalization of the endangered language and culture of the Kachin people
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20K13024
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
倉部 慶太 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (80767682)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | カチン族 / 危機文化 / 危機言語 / ドキュメンテーション / デジタルアーカイブ / 記録言語学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、既存データの整理、アーカイブ化、現地還元を進めた。昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ミャンマーにおける現地調査は延期せざるを得なかった。 データ整理:過去のフィールドワークにより蓄積した大量のカチンの言語文化資料のうち未整理の音声資料の整理を進めた。音声資料の分割・書き起こし・英訳・アノテーションを進めた。 アーカイブ化:上記の作業を施した約一千のELANファイルを危機文化のデジタルアーカイブPARADISECにアーカイブ化し、カチンの言語文化資料の保存と公開を行った。 現地還元:蓄積した資料にイラスト・ナレーション・多言語字幕を付した44本の新しい動画を公開し、フィールドワークで得た資料の現地コミュニティへの還元を行った。 業績:本課題に関連する論文7件、口頭発表10件を公開した。これらには本課題で行ってきた研究に関する招待講演が含まれる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
大量の言語文化資料の整理・アーカイブ化・現地還元を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
既存の資料の編集・アーカイブ化・現地還元を継続する。感染症のリスクなどの状況が改善され次第、フィールドワークを開始する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの感染拡大により現地調査を行うことができなかったため。
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