2021 Fiscal Year Research-status Report
A usage-based approach to the use and acquisition of lexicon and grammatical constructions
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20K13035
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
鈴木 陽子 明治学院大学, 教養教育センター, 講師 (10735848)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 使用基盤モデル / 語彙習得 / 動詞 / 使用頻度 / 構文 / コーパス / 話しことば |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、子どもと養育者の自然発話コーパスを用いて、子どもの語彙知識と構文知識の習得プロセスを理論的かつ実証的に探究することを目的としている。 2021年度は、研究代表者の産前産後休暇および育児休業の取得に伴い、研究を中断せざるを得なかった。昨年度に分析と考察を行った日本語の5対の自他対応動詞の使用について、その研究成果を論文にまとめ、発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の産前産後休暇および育児休業の取得に伴い、研究を中断せざるを得なかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度には、分析データについて子どもの誤用の分析を行う。動詞の使用における子どもの誤用の事例を集め、「どの部分に誤りがあり」、反対に「何については誤っていないのか」について分析し、考察を加える。また、それぞれの誤用が語彙の選択における誤りなのか、構文選択における誤りであるのかを特定し、語彙と構文の習得の関連性について 仮説を立てる。 2023年度以降は、得られた結果を踏まえ、語彙知識の習得と構文知識の習得プロセスがどのように連携しながら発達していくか包括的な考察を試み、国内外で開かれる学会やジャーナルにて研究成果の報告を行う予定である。
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Causes of Carryover |
研究代表者の産前産後休暇および育児休業の取得に伴い、研究を中断せざるを得なかったため。次年度以降は、追加データの分析および考察に必要な物品の購入や成果報告を行うための費用として使用する予定である。
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Research Products
(1 results)