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2023 Fiscal Year Research-status Report

パプア・ニューギニアのアイク語の言語ドキュメンテーションと文法記述

Research Project

Project/Area Number 20K13042
Research InstitutionTokyo University of Foreign Studies

Principal Investigator

山本 恭裕  東京外国語大学, 総合国際学研究院, 准教授 (70830008)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2025-03-31
Keywordsパプア諸語 / 言語ドキュメンテーション
Outline of Annual Research Achievements

新型コロナ感染症の感染拡大のため、しばらくパプア・ニューギニアでの現地フィールド調査ができていなかったが、2023 年度は久しぶりに現地調査を行うことができた。2023年9月から10月にかけておよそ2週間の旅程でパプア・ニューギニア、サンダウン州モナンディン地域において調査を行なった。短期間ではあったが、関係を築いていたアイク語話者たちと久しぶりに交流ができ、アイク語の言語使用の参与観察を行なった。新しい自然談話の音声データを収集し、現地において話者たちの協力を得て書き起こしを行い、これに意味や注釈を付した。これらの新しい音声データの一部については、注釈付けソフトのELANを用いて電子化をした。
2023年度は、残念ながら本課題に関して出版に至った研究成果がなかった。現在論文化を進めており、2024年度に投稿をする予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナ感染症のため、これまでフィールドワークが十分に行えていなかった。2023年度は現地調査が行えたものの、本課題で目標としている新しい言語データの収集にはまだ不十分であるため。

Strategy for Future Research Activity

2023年度が本課題の当初の最終年度であったが、研究の進捗状況が上記の理由で遅れたため、2024年度に期間を延長した。2023年度に引き続き、2024年度も現地調査を行って新しい言語データを収集するとともに、既に得たデータの整理や電子化、アーカイブ化を行い、言語の分析を進めて研究成果を公開していく。

Causes of Carryover

本来は現地調査を行うことを前提とした研究課題であり、当初の予算配分案では旅費を多く計上していた。新型コロナ感染症の感染拡大の影響で、過去に調査渡航ができなかった年度が生じ、その結果として旅費としての使用額が予定より減少したために次年度使用額が生じた。
2023年度より現地調査を再開し、2024年度も調査を予定しているため、旅費を中心として使用をする予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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