2021 Fiscal Year Research-status Report
John Hersey's Hiroshima Revisited: Formation of Atomic Bomb Narrative
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20K13161
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Research Institution | Kobe City University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
繁沢 敦子 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90779307)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ジョン・ハーシー / ヒロシマ / 検閲 / 原子爆弾 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度も引き続き、先行研究の収集ならびに読解を行なった。また以前収集した史料の読み直しを行い、以前は気づかなかった新たな発見を得ることができた。研究成果としてはまだ形になっていないが、論文を複数執筆中であるほか、新年度には国際会議での発表も予定している。本研究の端緒となった史料については、「ヒロシマ」が『ニューヨーカー』誌に発表されてから三四半世紀という節目である2021年8月に、新聞社への取材協力という形で世に出すことができた。その記事を読んだ人たちからの反響もあり、作品について関心を深めることができたことに安堵している。その史料の意義を明らかにすべく引き続き、研究を進めてまいりたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染防止のために2022年4月まで、本務校において海外渡航が許可されなかったため、調査を行うことができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでどおり、史料の収集ならびに分析を進めていく。 2023年には渡米して史料収集を行う予定である。
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Causes of Carryover |
コロナ感染拡大によって海外渡航ができなくなったため。新年度は発表や調査のため海外渡航する予定である。
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Research Products
(1 results)