2022 Fiscal Year Research-status Report
Explaining Nuclear Policies Through Political Institutions and Economic Rents
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20K13428
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
大槻 一統 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (00779093)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 核抑止 / 大量破壊兵器 / 戦争 / ゲーム理論 / サーベイ実験 |
Outline of Annual Research Achievements |
過年度はCovid-19パンデミックにより達成できていなかった、諸外国の核及びその他大量破壊兵器に関する政策決定プロセスや他国の核実験への反応に関する公文書の調査を実施することができた。これまでに完成していた理論部分及びサーベイ実験に加え、研究の厚みを増すことができた。論文は研究発表や査読で得られたフィードバックを元に修正を加えつつ、英文査読誌に投稿中である。また、日本国際政治学会2022年度研究大会にて本研究の報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究は概ね終了したが、内容をまとめた論文は英文査読誌へ投稿中であり、掲載を果たしていない。本プロジェクト最終年度となる来年度内の掲載を目指す。
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Strategy for Future Research Activity |
論文の執筆は既に完了しており、また、複数の国内外での発表も果たしており、充分なフィードバックが集まったと言える。科研費最終年度となる2023年度は英文査読誌への掲載が最大目標となる。
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Causes of Carryover |
これまでに参加予定であった国際学会等への旅費が、パンデミックにより繰越になっている。来年度の学会参加費用に充てたい。
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