2022 Fiscal Year Research-status Report
児童相談所における子どもの意見表明支援方法の開発ー独立アドボケイトの導入を通して
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20K13725
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
栄留 里美 大分大学, 福祉健康科学部, 講師 (60708949)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 訪問アドボカシー / アドボカシー / 児童相談所 / アクションリサーチ / 子どもアドボケイト / アンケート / インタビュー |
Outline of Annual Research Achievements |
A自治体の一時保護所への訪問アドボカシー活動を週1回、昨年度に引き続きアクションリサーチで実施した。訪問者はアドボカシー養成講座を修了し面談を経た「アドボケイト」と呼ばれる方々である。その訪問活動を通じて事例研究を行った。利用者である子どもや職員へのインタビュー調査の分析を行った。B自治体の一時保護所の子どもたちへのインタビュー調査を行いその評価をまとめ、投稿・掲載された。他3自治体の一時保護所から協力を得てアドボケイトを利用した子どもたちのアンケート調査を実施することができた。 上記の一部を日本子ども虐待防止学会や招聘講演で報告することができた。またイギリスやスウェーデンで子どもアドボカシー団体の調査も行うことができ報告書を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、1つの自治体の調査に留まっていたが、他の自治体の協力を得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
未発表の調査については、学会発表し論文化する予定である。
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Causes of Carryover |
1・2年目がコロナ禍で調査できなかった分が繰り越しされている。次年度は調査のまとめに使用予定である。
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Research Products
(10 results)