2021 Fiscal Year Research-status Report
デイサービスでの仕事プログラムが,利用者・家族・職員に与える影響の検討
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20K13751
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Research Institution | Urawa University |
Principal Investigator |
栗延 孟 浦和大学, 社会学部, 特任准教授 (50584512)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 生きがい / 要介護高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
高齢者福祉施設において,利用者が自ら仕事を行う「お仕事ポイント」というプログラムをつくり,その効果について検討する。施設内で安全に行うことが出来る「洗濯物干し」や「テーブル拭き」などの簡単な仕事を設定し,利用者全員にポイントカードを配布する。やっていただいた仕事に対し,職員がポイントカードに感謝の言葉と共にシールを貼っていくというものである。既に1施設で実施されており,その施設では利用者同士のコミュニケーションが活性化され,利用者の精神的健康感の向上も認められた。本研究はこのプログラムをより多くの施設で行い,プログラムの一般的な効果について検証することを目的とする。 昨年度は,コロナの影響もあり,施設での実施はできていない。 各施設において,コロナ禍の現状,施設内での高齢者の活動や生きがいなどについて,職員を対象に聞き取り調査を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナの影響もあり,施設での研究実施が難しい状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
いくつかの施設とはアポを取って,聞き取り調査等を行っている。今年度は,プログラムの実施を行いたい。
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Causes of Carryover |
実際に施設でプログラムを実施する準備は行っているが,コロナ渦で実施するに至っていない。
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