2023 Fiscal Year Research-status Report
施設内虐待の兆候発見に向けたセルフチェックシートの開発に関する研究
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20K13768
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
松岡 佐智 福岡県立大学, 人間社会学部, 講師 (00405557)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 高齢者 / 施設内虐待 / 兆候発見 / セルフチェックシート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、実際の介護老人福祉施設で活用可能なセルフチェックシートの開発と活用システムを明らかにすることを目的としている。 これまで、介護老人福祉施設は、新型コロナウイルスの感染状況拡大の影響を強く受けていたため、研究計画及び研究方法の再検討を繰り返し実施してきた。その上で、これまで、研究代表者がこれまで実施してきた調査結果と文献研究から、セルフチェックシートの構成要素を整理とセルフチェックシステムの流れを検討してきた。 2023年度については、郵送調査の実施に向けて、調査対象の検討及び選定を行った。また、プレテストを行った際、調査項目の再検討の必要性が指摘されたため、先行研究等の見直し及び調査項目の練り直しを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究計画全体の進捗としては、遅れている。理由としては、これまで介護老人福祉施設は、新型コロナウイルスのの影響を強く受けており、施設のクラスターや職員の感染に伴う業務過多に伴い、施設でのヒアリング調査を実施や郵送調査を実施することができず、度重なる研究計画及び方法の見直しを行ったためである。また、今年度は、調査のプレテストを行った際に、調査項目について再検討の必要性が指摘されたため、調査の精度をあげるうえで研究全体の見直しを行ったことが挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は郵送調査を実施し、調査票の回収・データ分析を進めていく。また、研究全体の整理をし、論文の投稿及び研究報告書作成を行う。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで予定していたヒアリング調査及び郵送調査を実施することが出来なかったため、研究費を予定通りに執行することが出来なかった。研究期間を延長し、次年度郵送調査を実施する予定である。
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