2021 Fiscal Year Research-status Report
働く男性の「父親の子育てと男らしさ」の世代間格差:家庭科共修や共働き増の影響
Project/Area Number |
20K13825
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
巽 真理子 大阪府立大学, 研究推進機構, 特認准教授 (00781650)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 父親の子育て / 世代間格差 / ジェンダー規範 / 家庭科共修 / 共働きの増加 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、企業等で働く男性の「父親の子育て」に関わるジェンダー規範について、世代別に考察する。 今年度は計画通り、20代~60代の会社員および公務員の男性を対象としたWebアンケート調査とインタビュー調査の計画を立てて、大阪府立大学研究推進機構研究倫理委員会に申請し、承認を得た。その後、Webアンケート調査を実施して、524件のデータを得ることができた。このWebアンケート調査の回答者からインタビュー調査の協力者を募り、2022年度に実施予定のインタビュー調査の準備を行った。 また、先行研究の調査と整理を行い、その成果を活かして論文を執筆した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通り、Webアンケート調査を実施し、インタビュー調査の準備をすることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査を実施し、その成果を学会で発表し、論文を執筆する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍で、学会大会が全てオンライン開催になったため、旅費が必要なくなった。コロナ禍の影響で質問項目を見直す必要があったアンケート調査の実施が遅れたため、インタビュー調査の実施を来年度に計画し直した。
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