• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Annual Research Report

ESSA下におけるスタンダード・アセスメント政策に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 20K13858
Research InstitutionTokyo Denki University

Principal Investigator

木場 裕紀  東京電機大学, 未来科学部, 准教授 (70804095)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2024-03-31
Keywordsスタンダードに基づいた教育改革 / 学習スタンダード / 州間共通コアスタンダード / 教育と政治 / アカウンタビリティ
Outline of Annual Research Achievements

本研究は当初、「すべての生徒が成功する法(Every Student Succeed Act)」(以下、ESSAと表記)下におけるアメリカ合衆国の教育スタンダード政策の、州および学区における実施状況と課題を明らかにすることを目指した。ESSA下においては、州間共通コアスタンダードCommon Core State Standards、以下CCSSと表記)を採択し続ける州がある一方、14州がCCSSからの離脱を決めた。本研究では、コロナ禍で訪問調査の実施が制限されていたこともあり、当初の課題意識からさらに問いを掘り下げ、どのような場合には州法によるCCSSからの離脱が目指され、また、行政命令による離脱が目指されるのかを、事例比較により明らかにしようとした。
最終年度には、ミズーリ州事例について追加の調査と、共和党の議席占有率が比較的低いサウスカロライナ州事例についての文献調査を行った。ミズーリ州事例の調査結果を踏まえた論文は学術誌に投稿し、採択・掲載された。
また、アメリカのスタンダードに基づいた教育改革を分析する上での貴重な文献資料として、ボストン・カレッジ名誉教授のCochran-Smith氏らが著した書籍を翻訳し刊行した。最終年度には、Cochran-Smith氏らを招聘し、日米の教師教育におけるアカウンタビリティ政策の展開を批判的に検証するシンポジウムを企画・実施した。
サウスカロライナ州事例については、今後継続して調査を進める予定である。また、国際シンポジウムの内容については、書籍としての刊行の準備作業を進めている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2023

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results,  Open Access: 1 results) Funded Workshop (1 results)

  • [Journal Article] 教育例外主義の終焉と学習スタンダード:ミズーリ州における州間共通コアスタンダードの改廃をめぐって2023

    • Author(s)
      木場裕紀
    • Journal Title

      アメリカ教育研究

      Volume: 34 Pages: 41-57

    • Peer Reviewed / Open Access
  • [Funded Workshop] 日米国際シンポジウム2023 日米教師教育における民主的アカウンタビリティの可能性を探る2023

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi