2021 Fiscal Year Research-status Report
不登校を予防するプロアクティブ型学級レジリエンス尺度の開発
Project/Area Number |
20K13877
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
松木 太郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70804920)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 不登校 / 発達障害 / レジリエンス / 学校適応 / 尺度作成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、臨機応変な対応によって問題が顕在化する前に未然対処する組織対応力を指す「組織レジリエンス」を学校現場へ応用し、不登校などの問題への新しい解決アプローチを探求する。プロアクティブ型予防支援の新方策となりえる「学級レジリエンス尺度」の開発を目標に、①インタビュー調査・アンケート調査などを用いた小中学校の学級運営に特化した学級レジリエンス事例の収集(主に2020年度)、②学級レジリエンスの構成尺度(Resilience in ClassroomScale: RCS)の作成およびその信頼性・妥当性の検討(主に2021年度)、を順次行う予定である。とりわけインタビュー調査によるデータの取得に遅れが生じている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19等による影響により、児童・生徒へのインタビュー調査の実施に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
オンラインでの調査等を行い、児童・生徒からのデータ取得促進を図る予定である。
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Causes of Carryover |
研究の実施および進行に遅れが生じているため。
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