2020 Fiscal Year Research-status Report
近代学校教育黎明期のブータンにおける人材育成の実態解明
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20K13885
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
平山 雄大 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 講師(任期付) (80710649)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 近代化 / 近代学校教育史 / 人材育成 / 留学 / ブータン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、ブータンの近代化を担う人材がどのように選抜され、どこでどのように育成されていたのかを明らかにすることである。着目するのはブータン王国建国(1907年)後に少数精鋭のエリート教育が行われていた20世紀前半(特に1910~1940年代の40年間)で、これまでの研究における不明点の解明に取り組み、精緻な資料・文献調査及び実地調査を通して回答を導くことを目指している。 新型コロナウイルス感染症の影響で、初年度に実施予定であったイギリスにおける資料・文献調査及びブータンにおける実地調査は行うことができなかった。代わりにこれまで収集した資料・文献を広く整理し直し、特にイギリス議会資料のブータン関連文書―339ページから成る文書群EAST INDIA (BOOTAN): PAPERS RELATING TO BOOTAN. (PRESENTED TO PARLIAMENT BY HER MAJESTY’S COMMAND.及びその続編で116ページから成る文書群EAST INDIA (BOOTAN): FURTHER PAPERS RELATING TO BOOTAN. (In continuation of Parliamentary Paper, No.47, of 1865.) (PRESENTED TO PARLIAMENT BY HER MAJESTY’S COMMAND.)―の内容を分析し、日本南アジア学会第33回全国大会にて発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響で、1年目(2020年度)に予定していた調査が実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
申請書に記した研究計画に従い、(1年目に実施予定であった調査も含め)計画を実行に移していくことを目指すが、新型コロナウイルス感染症の状況次第では、その変更・再考も検討する。
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Causes of Carryover |
予定していた調査を実施することができなかったため。海外渡航が可能になった際に、旅費として使用する予定である。
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Research Products
(1 results)