2021 Fiscal Year Research-status Report
社会的相互作用の発達の観点による言語語用面の弱さに対する指導法の開発
Project/Area Number |
20K13936
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
水戸 陽子 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (70721984)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 縦断的調査 / 社会的相互作用 / 言語発達 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、言語の語用の問題に対する効果的な指導方法を検討するための基礎データとして、まず乳児期から幼児期にかけて、社会的相互作用の発達と語用面を含めた言語発達との関連について縦断的調査を行う。0歳3ヵ月~6歳11ヵ月の乳幼児とその保護者を対象とする。機縁法により研究責任者および研究協力者の知り合いから研究参加者を募り、同意が得られた方とそのお子様を対象とする。 2020年度は、感染症対策等に伴う研究計画の変更を行い、北里大学医療衛生学部研究倫理審査の承認を受けた。研究参加者の募集を行い、3名の縦断的調査を開始した。 2021年度は、研究参加者が3名増え、延べ6名の縦断的調査を行っている。 調査内容は以下のとおりである。[0~1歳児]乳幼児コミュニケーション発達質問紙(進藤美津子, 2013)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音、[2歳児]対人コミュニケーション質問紙(Social CommunicationQuestionnaire日本版:SCQ)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音[3~5歳児]SM社会生活能力検査、対人コミュニケーション質問紙、子どものコミュニケーション・チェックリスト(The Children's Communication Checklist-Second Edition:日本版
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
感染症対策や緊急事態宣言中の調査方法の再検討し、研究対象者との対面でのやり取りを避け、郵送等の手段に変更したため、若干の遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
感染症対策等に伴う研究計画の変更:原則として、質問紙や遊び場面の録画・録音のための据置き型ビデオカメラ、ICレコーダを郵送することで、縦断的調査を継続する。感染症の状況に留意しつつ、必要に応じて、研究者が所属する施設での調査を実施することで、郵送によって得られたデータの確認を行う。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響により、オンライン化および郵送による調査への変更をしたため、研究の計画通りの遂行に若干遅れがでている。今後は、新たな参加者への動画撮影用ビデオの購入、参加者への謝礼としてのQUOカード(参加者×参加回数分)、映像音声データ編集のためのアプリを購入する予定であり、計画通りに予算を執行する予定である。
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