2023 Fiscal Year Research-status Report
社会的相互作用の発達の観点による言語語用面の弱さに対する指導法の開発
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20K13936
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
水戸 陽子 北里大学, 医療衛生学部, 助教 (70721984)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 言語発達 / 社会的相互作用 / 縦断的調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、言語の語用の問題に対する効果的な指導方法を検討するための基礎データとして、まず乳児期から幼児期にかけて、社会的相互作用の発達と語用面を含めた言語発達との関連について縦断的調査を行う。0歳3ヵ月~6歳11ヵ月の乳幼児とその保護者を対象とする。機縁法により研究責任者および研究協力者の知り合いから研究参加者を募り、同意が得られた方とそのお子様を対象とする。調査内容は以下のとおりである。[0~1歳児]乳幼児コミュニケーション発達質問紙(進藤美津子, 2013)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音[2歳児]対人コミュニケーション質問紙(Social CommunicationQuestionnaire日本版:SCQ)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音[3~5歳児]SM社会生活能力検査、対人コミュニケーション質問紙、子どものコミュニケーション・チェックリスト(The Children's Communication Checklist-Second Edition:日本版 2020年度は、感染症対策等に伴う研究計画の変更を行い、北里大学医療衛生学部研究倫理審査の承認を受けた。研究参加者の募集を行い、3名の縦断的調査を開始した。 2021年度は、研究参加者が3名増え、延べ6名の縦断的調査を行っている。 2022年度は、前年度より引き続き、縦断的調査を実施し、データを収集している。 2023年度は、前年度より引き続き、縦断的調査を実施し、データを収集とともに分析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
低年齢の乳幼児を対象にしてるため、調査時期が体調の変化に左右されることがあり、若干の遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
質問紙や遊び場面の録画・録音のための据置き型ビデオカメラ、ICレコーダを郵送することで、縦断的調査を継続する。感染症の状況に留意しつつ、必要に応じて、研究者が所属する施設での調査を実施することで、郵送によって得られたデータの確認を行う。 データの入力と分析を進める。
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Causes of Carryover |
体調不良等により、調査時期を延期した対象児がいるため、研究の遂行を一年延長したことにより、次年度使用額が発生した。
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