2021 Fiscal Year Research-status Report
保育施設における0・1歳児の教育的視点を踏まえた空間・環境の在り方に関する研究
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20K13938
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Research Institution | Japan Women's University |
Principal Investigator |
青木 賀津子 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (00829351)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 低年齢児保育環境整備状況 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウィルス感染症の影響により、保育施設でクラスターが起こるなどし、実施を予定していた国内での施設調査が困難となったことから、主に研究対象とした4つの教育思想(モンテッソーリ教育、ハンガリーの保育実践、レッジョ・アプローチ、テ・ファーリキ)の文献・基礎資料の収集・分析を実施した。7月以降は産前・産後休業および育児休業を取得したため、現在研究は中断しているが、2022年9月より研究再開の見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度に国内の保育施設において、施設調査を予定していたが、新型コロナウィルス感染症の流行により、保育施設でのクラスターが発生するなどし、調査が困難となったため。併せて、7月より産前・産後、育児休業を取得したため、研究の進捗はやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響で、計画していた海外保育施設調査が実施できない状況であるため、今後はオンライン調査への変更も視野に入れている。海外調査が引き続き困難である場合には、状況をみて主にレッジョ・アプローチ、モンテッソーリの保育思想を実践している国内の保育施設の調査を先行する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の拡大により、予定していた保育関連施設調査が実施できなかったため、未使用額が発生した。2022年度は海外の保育施設へのオンラインによるヒアリング等をおこなうための経費、人件費に使用予定である。
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