2022 Fiscal Year Research-status Report
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20K14033
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Research Institution | Tohoku Bunka Gakuen University |
Principal Investigator |
桂 理江子 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助手 (60746197)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 臨床実習生 / 情意領域 / 評価表 / 自己評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は臨床実習生の各実習期における情意領域の変遷を示し、その特性を明らかにすること、学習状況と情意領域評価の関連性を明らかにすることを目的として行われている。また、情意領域評価表の自己評価表としての活用可能性の検討を2020年度より研究目的に追加した。 2022年度は東北理学療法学34号(2022年8月発行)にて論文を執筆した。「COVID-19流行下で臨床実習に代わる取り組みとして実施した学内実習の効果と限界-情意領域に着目した検討-」(桂理江子,長井真弓,黒後裕彦,小林武)である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響で臨床実習の期間や実施状況にばらつきがあり、収集したデータを分析に用いることが困難であった。そのため研究の進行は「遅れている」と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19感染拡大以前の既存のデータについて、統計学的手法を用いて分析を行う。また2023年度より従来の臨床実習に近い長期実習が行えているため自己評価および臨床実習指導者による他者評価データの収集を再開する。自己評価で得られたデータについては、学内で行った模擬的な実習を経験した学生の情意領域と比較する。他者評価で得られたデータについては、評価表再現性の検討を行うとともに、現在の研究課題を明らかにするための分析に活用する。
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Causes of Carryover |
COVID-19感染拡大により、データの収集および解析が当初の計画通りに進まず論文の執筆に遅延が生じた。また、学会発表に伴う旅費も生じなかった。今年度は2023年度に臨床実習を行った実習生データを用い、解析を進める。
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