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2021 Fiscal Year Research-status Report

教育のオンライン化支援に関する基準枠組みとFDプログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 20K14078
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

吉田 塁  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50755816)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
KeywordsFD / アクティブラーニング / オンライン学習
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,教員による教育の効果的なオンライン化を実現するために必要な支援内容が体系的に示された基準枠組み(フレームワーク)を開発すること,およびその枠組みに基づいたオンライン型のFDプログラムを開発および実施し,その有用性を評価することを通して、質の高いオンライン学習の幅広い提供に貢献することを目指す.
本年度に関しては,基準枠組みの検討を進めつつ,オンライン FD プログラムの展開に向けた基盤を構築した.具体的には,オンラインにおける意見集約が困難であったことから,意見集約を促す Web プラットフォームの構築を行った.そのプラットフォームでは,講師の問いかけに対して参加者が投稿し,アルゴリズムに従って配信される他者の投稿を確認しながら「いいね」をつけて,最終的にはそれら「いいね」の情報をもとに人気順に意見が閲覧可能である.本プラットフォームを用いることで,参加者の人数が多くなってもオンラインにおいて講師と参加者,参加者間のインタラクションを実現できるようになった.
また,本プラットフォームを用いたワークショップも継続的に実施しており,ワークショップの実施形式を確立した.具体的には,一方向的な説明は YouTube Live や Zoom を用いて行い,講師と参加者,参加者同士のやりとりは当該プラットフォームを用いて行う環境を構築した.それらは,幅広くオンラインで FD プログラムを提供するための基盤となる.
来年度は基準枠組みをふまえたオンライン FD プログラムの実施および評価を行う予定である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

基準枠組みの検討が進み,オンラインにおけるFDプログラムの展開方法が確立したことをふまえて上記の区分とした

Strategy for Future Research Activity

今後は,確立されたオンライン FD プログラムの基盤を活用して,基準枠組みに沿った FD プログラムの展開を行うと同時にその評価も行っていく.

Causes of Carryover

元々予定していた開発費が大きく削減できたこと,出張が困難であったことから次年度試用学が生じた.今後はFDプログラムの展開と評価に向けて,プログラム運営や分析で使用すると同時に,最近可能となってきた出張において使用する予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] EdTech「LearnWiz One」実践発表2022

    • Author(s)
      吉田塁,中條麟太郎,沖奈保子
    • Organizer
      日本アクティブ・ラーニング学会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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