2023 Fiscal Year Research-status Report
VR支援設計「VRAD」演習プログラムの構築とその効果の実証
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20K14105
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
馬淵 大宇 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (50757458)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | VR / ヘッドマウントディスプレイ / CAD / BIM / 設計教育 / 建築 / デザイン |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、従来のCAD(コンピュータ支援設計)教育からBIM(建築情報モデリング)+ VRAD(VR支援設計)教育への移行を目標に、【VRAD演習プログラム】の新規構築とその効果の検証を目的としている。2023年度は、COVID-19の影響や帰属機関のネットワークシステム障害により、2022年度に不完全であった【VRAD演習プログラム】の運用を再実施し、成果を得た。 【VRAD演習プログラム】の運用 (2回目)のやり直し:2022年度の不具合を考慮し、改めて【VRAD演習プログラム】を2023年度のCAD演習系講義5回で運用した。その結果、2022年度に発生した帰属機関のオンラインシステムに不具合により取得できなかったデータを一部で補完できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
以下2点の理由により研究に遅れが生じている。 1点目の理由は、COVID-19の影響により業務過多が生じ、その遅れを十分に補完できていないためである。2点目の理由は、2022年度の【VRAD演習プログラム】の運用時に、帰属機関にネットワークシステム障害が発生し、データの一部が取得できなかったためである。2023年度に、【VRAD演習プログラム】のやり直し運用を行なった。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、【VRAD演習プログラム】の評価をし、研究成果の公開を行う。具体的には、下記の2項目により実施する。 (1) 【VRAD演習プログラム】の評価:事前事後のアンケートやテストの結果を中心に分析することで、完成した【VRAD演習プログラム】の教育効果を明らかにする。 (2) 【VRAD演習プログラム】の成果の公開:前項によって明らかになった【VRAD演習プログラム】の教育効果を論文等にまとめ、公開する。
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Causes of Carryover |
理由:COVID-19の影響により出張機会が減少したり、会議がオンデマンドに切り替わったりしたことで、当初計画していた旅費等の支出がなくなったため。 使用計画:【VRAD演習プログラム】の成果の公開を中心に使用する予定である。
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