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2020 Fiscal Year Research-status Report

心的トラウマ有するTBI患者に対する心理的回復スキル向上プログラムの有効性の検証

Research Project

Project/Area Number 20K14214
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

八木橋 真央  東北大学, 医学系研究科, 助教 (80801927)

Project Period (FY) 2020-04-01 – 2023-03-31
Keywords倫理委員会申請 / 情報交換
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、頭部外傷患者に見られる心的トラウマ症状に対し、症状軽減のためのプログラム(SOLAR)の効果検証を世界で初めて実施し、その成果に基づいて、救急医療の現場において同プログラムを実施、普及のための手引書を作成し、このような症状を有するTBI患者の社会適応を促進することを目的とした研究である。
本研究は、研究施行場所を、東北大学高度救命救急センターと想定していたことから、Covid-19のパンデミックの影響を受け、研究協力者とも協議の上、2020年度は、研究施行のための準備に当てた。
2021年度以降は、研究進捗の遅れを取り戻すために、対象を頭部外傷のみならず広く外傷とし、研究参加者を公募する予定である。また、研究協力者との会議やスーパーヴァイズは、できるだけ対面での接触を減らし、オンライン会議システムを使用し実施していく。
今後の予定として、2021年度9月までに倫理委員会への再申請、また、介入プログラム施行のためのスーパーヴァイズを修了させる予定であり、その後順次、東北大学病院高度救命救急センターにおいて、研究参加者リクルートを開始していく。
また、当初予定していた研究協力者との会議のための渡航や国際会議等への参加は、Covid-19の影響が沈静化するまで行う予定はないが、その代わりに、オンライン会議システムの使用による会議を行い、データの集積中は、レビューの論文化を進めていく。2021年度は、実際の施行のための準備をより一層進めていく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウィルスのパンデミックのため、従来想定していた施行が困難となっている。現在、変更申請の詳細を研究協力者と協議中である。

Strategy for Future Research Activity

2021年度以降は、研究進捗の遅れを取り戻すために、対象を頭部外傷のみならず広く外傷とし、研究参加者を公募する予定である。また、研究協力者との会議やスーパーヴァイズは、できるだけ対面での接触を減らし、オンライン会議システムを使用し実施していく。
今後の予定として、2021年度9月までに倫理委員会への再申請、また、介入プログラム施行のためのスーパーヴァイズを修了させる予定であり、その後順次、東北大学病院高度救命級センターにおいて、研究参加者リクルートを開始していく。

Causes of Carryover

令和2年度については、新型コロナウィルスの影響により研究の遂行に遅れが出ており、それが予算執行に影響している。
令和3年度は、新型コロナウィルスの状況を鑑みながら、オンライン開催による会議への参加、スーパーヴァイズ費用、研究参加者への謝礼等で予算執行の予定である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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