2021 Fiscal Year Research-status Report
高サイクルの高電圧パルス放電による媒体音速差を利用した革新的衝撃波重畳技術の実現
Project/Area Number |
20K14728
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Research Institution | Okinawa National College of Technology |
Principal Investigator |
比嘉 修 沖縄工業高等専門学校, 技術支援室, 技術専門職員 (20504525)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 水中衝撃波 / パルス放電 / パルスパワー / 衝撃波重畳 |
Outline of Annual Research Achievements |
高サイクルの高電圧パルス放電により生成される水中衝撃波を重畳させることにより、広範囲に高強度な水中衝撃波生成・制御技術を確立するため、2021年度においては2020年度に開発した高電圧パルス発生装置により発生する水中衝撃波について評価するとともに、さらなる高速化を目指し、引き続き高電圧パルス発生装置の開発に取り組んだ。 光学観測手法を用いた評価実験により、開発した装置による水中衝撃波は発生原点近傍において180MPaの衝撃圧力を発生することを明らかとした。 またパルス放電の高サイクル化において高電圧パルス発生装置への一次電源の容量による供給不足が高サイクル化の制限となっていることが明らかとなった。 2021年度において一次電源である高電圧電源装置の開発が完了しておらず、高電圧パルス放電は100kHzでのバースト駆動しか実現できていない。目的とする高速パルス放電による衝撃波重畳を実現するため引き続き装置開発が必要である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度はコロナ禍における非常業務の急増により申請当初に想定していた研究時間を十分に確保することが出来ず遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
実施内容に大きな変更は行わないが当初計画した実施内容を並行して進めることにより研究目的を達成する。
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Causes of Carryover |
2020年度に続き2021年度もコロナ禍における非常業務の急増により申請当初に想定していた研究時間を十分に確保することが出来ず遅れが生じている。実施内容に大きな変更は行わないが当初計画した実施内容を並行して進めることにより研究目的を達成する。
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Research Products
(1 results)