2020 Fiscal Year Research-status Report
A Comparative Study on Urban Ceremonial Space under Modern Emperor System
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20K14935
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
長谷川 香 (大木香) 東京理科大学, 理工学部建築学科, 助教 (90850826)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 大阪 / 京都 / 儀礼 |
Outline of Annual Research Achievements |
科研申請時点では、令和2年度は、京都・大阪における祝賀儀礼の会場や経路について、現地調査・資料調査を行う予定であった。コロナ禍により現地調査が実施できなかったため、資料調査のみ行なった。 具体的には、儀礼に関する地方自治体の公式記録(書籍)等を収集するとともに、宮内公文書館で資料調査を実施した。 そのため、令和3-4年度に調査を予定していた地方都市(盛岡、名古屋、熊本、姫路、金沢等)での軍事儀礼や奉迎会と、台湾における皇太子行啓(1923)に関して、調査を行なった。 まず、台湾における皇太子行啓(1923)に関しては、『台湾行啓記録』をもとに、訪問先や日程を把握した。地方都市(盛岡、名古屋、熊本、姫路、金沢等)での軍事儀礼や奉迎会については、儀礼に関する地方自治体の公式記録(書籍)等を収集し、儀礼の会場や経路について把握した。 なお、今年度の実施できなかった京都・大阪における現地調査に関しては、コロナ禍が収束した場合には令和3-5年度に実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍により、予定していた現地調査を実施てきなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
科研申請時には、令和3~4年度は、軍都をはじめとする地方都市(盛岡、名古屋、熊本、姫路、金沢等)での軍事儀礼や奉迎会における会場や経路について、現地調査・資料調査を行う予定であったが、コロナの感染状況が改善されるまでは、基本的に資料収集を中心に行う。 現地調査に関しては、可能な範囲で実施する。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により、令和2年度の予定していた現地調査を行うことができなかったため、次年度使用額が生じた。 現地調査は、コロナの感染状況を考慮し、次年度以降に実施する予定である、
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