2022 Fiscal Year Annual Research Report
ミクログリアヒト化マウスを用いたヒトミクログリアの形態及び機能に関する研究
Project/Area Number |
20K15899
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
PARAJULI Bijay 山梨大学, 大学院総合研究部, 研究員 (00748783)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ヒトミクログリア / ミクログリア置換 |
Outline of Annual Research Achievements |
中枢神経系の免疫担当細胞として知られているミクログリアは神経活動制御や神経回路再編 など、実に多彩で重要な脳機能に深く関与している。これらミクログリアの機能は主にマウスミクログリアを用いて明らかにされてきた。しかしマウスミクログリアは、ヒトミクログリアの性質を必ずしも反映してないため、ヒト脳内でのヒトミクログリア機能を理解するには不十分である。そこで本 研究の目的はミクログリアヒト化マウスを作成し、in vivoでヒトミクログリアの性質及び脳機能制御様式及びメカニズムを明らかにした。
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