2024 Fiscal Year Annual Research Report
筋萎縮性側索硬化症に対するチオレドキシンの抗酸化機構の解明と新規治療薬の開発応用
| Project/Area Number |
20K16172
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| Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
北尾 慎一郎 鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (60724804)
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| Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 筋萎縮性側索硬化症 / チオレドキシン |
| Outline of Annual Research Achievements |
活性酸素の除去を促進する多機能蛋白質であるチオレドキシン(Thioredoxin:TRX)は、その生体防御機構を格段に強化し、ALSの脊髄運動神経細胞死の抑制と生命予後の延長を実現することが期待される。本研究の目的は、TRXを過剰に発現させたALSマウスの運動機能が改善し、かつ寿命が延長することを実験的に示し、TRXのALSに対する効能や効能獲得のために必要なTRX量を病理組織学的・画像解析により明らかにすることである。研究代表者が科研申請時に所属し、科研実践の場に予定していた鳥取大学医学部病理学講座脳病態医科学分野の教室が2020年度に無くなったため、研究支援室と動物実験施設との協議の上で、研究遂行の場を動物実験施設内へと移行している。本年度は、昨年度の調整によって、B6SJL.SOD1-G93、B6SJL.hTRX-2、B6SJL.SOD1-G93A/hTRX-2、WILD typeと全ての遺伝子型のALSモデルマウスの繁殖と飼育に成功した。B6SJL.SOD1-G93、B6SJL.hTRX-2、B6SJL.SOD1-G93A/hTRX-2、WILD typeのマウスの運動機能評価を行った。またマウスのホルマリン固定を行い、他施設の小動物用MRIにてpostmortem MRIを施行した。さらに、これらのマウスの脊髄神経細胞を培養し、その生体機能を比較するために蛍光顕微鏡解析を行った。
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