2021 Fiscal Year Research-status Report
ニボルマブによる免疫関連有害事象発現リスク予測システムの開発
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20K16400
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Research Institution | Nippon Veterinary and Life Science University |
Principal Investigator |
宇田川 智野 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 助教 (20774160)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ファーマコゲノミクス / ゲノムワイド関連解析 / 免疫関連有害事象 |
Outline of Annual Research Achievements |
がん免疫療法は、免疫抑制機構の解除という非特異的な作用によるため、その結果として免疫関連有害事象(immune-related adverse event; irAE)と称される、ときに致死的な副作用が様々な臓器およびタイミングで出現することが報告されている。irAE出現の詳細なメカニズムは未だ解明されておらず、安全な免疫療法の提供および患者のQuality of lifeを向上させるためにも、免疫療法治療開始前にirAE出現リスクを予測するためのバイオマーカーを同定することが重要であると考えられる。本研究では、免疫チェックポイント阻害剤の一つであるニボルマブ治療におけるirAE出現を予測するための遺伝的マーカーを同定することを目的とする。 622検体を用いて行ったケース・コンロトール解析より、irAE出現との関連が示唆されるSNPsを同定したため論文を執筆し、現在投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
これまでの研究成果を論文としてまとめ、現在は投稿中である。
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Strategy for Future Research Activity |
論文化にあたり必要な追加実験、解析を実施する。
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Causes of Carryover |
論文がアクセプトされていないため、投稿料および掲載料として残していた額が使用されなかったため。 論文の掲載料として使用する。論文化にあたり必要な追加実験に使用する。
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