cfDNA自然史と抗腫瘍免疫への影響の解明

2022 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 20K16448
• Research Institution: Saga University
• Principal Investigator: 中島 千穂 佐賀大学, 医学部, 病院助教 (40858502)
• Project Period (FY): 2020-04-01 – 2024-03-31
• Keywords: cfDNA

Outline of Annual Research Achievements

2022年度は新たな実験は行うことができず、2021年度までに実施した進行期肺癌患者における末梢血中のcfDNAサイズ・濃度と免疫チェックポイント阻害薬の効果、炎症性サイトカイン測定の結果について論文・学会報告のためのデータ整理のみを行った。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症流行などに伴う診療業務の増大のため

Strategy for Future Research Activity

cfDNAのサイズ・濃度と免疫チェックポイント阻害薬の効果自体には相関性を見いだせず、炎症性サイトカインとの関係性について検体数を増やして検討していく。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症流行に伴う診療負担の増大で新規実験は中止としたため、2022年度は支出実績がなかった。新型コロナウイルス感染症分類変更に伴い2023年4月より再度学会発表・追加実験を開始した。