2021 Fiscal Year Research-status Report
上部消化管穿孔への非放射性Xe・Kr気体造影剤を使用したCT撮影法の基礎的検討
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20K16689
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
平賀 利匡 山形大学, 医学部, 助教 (60612223)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 3種混合ガス / 非放射性Xeガス / 非放射性Krガス / 酸素 / dual-energy CT |
Outline of Annual Research Achievements |
・令和2年度の研究の学会発表を行った:非放射性同位体Xe,Kr,O2混合ガスとdual energy CTを用いた気流可視化技術の基礎的検討.平賀利匡,安部祥樹,金井貴幸,菅井康大,紺野義浩,松枝怜,豊口裕樹,佐藤俊光,柴田亜希子,鹿戸将史.第57回日本医学放射線学会 秋季臨床大会.2021年9月.Web開催. ・生体内での気体撮影条件の模索と,動物実験に向けた関係各所との調整:当院放射線部技師、またSIEMENS社の専門家に加え、当院放射線物理士から気体撮影に関する撮影条件に付いて検討をしていた。撮影室・実験動物の気温・体温や湿度、気圧など、気体の比重に関連しうる項目もCT値に影響するため、いかに実験動物内で正しく測定を行うかについて協議を重ねた。動物実験に関しては、当初予定していたCTによる実験動物の撮影に関する指針が放射線技師の学術領域で疑問視する懸念もあったため、そちらの情報収集と今後の対応に関して協議をしていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究遂行のための協議、準備を進めていたが、2021年に主任研究者(平賀利匡)に疾病が判明し、手術を含めた治療を行っているため、研究が一時中断している。2022年度も治療の必要が生じており、現在勤務している山形大学医学部附属病院では、産業医と相談し就労を制限し、今後は病院職員としての勤務を継続することを目標に治療を受ける予定でである。 今後の体調によっては実験動物の世話や実験を行うことが非常に困難であり研究計画の変更を余儀なくされているが、現段階ではこの研究を中止とするか研究計画変更(実験動物を用いずにファントム・無機物を用いて研究を行う)とするか検討中である。 上記のような手術を含めた疾患治療のため、実験は遅れていると判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
研究を中断しない場合は、実験動物の上部消化管先行モデルの代わりとなる消化管穿孔モデルを作成し、混合ガスによる気体の造影CT画像を撮影し、画像データを収集する。混合ガスによる造影CT画像をSOMATOM Definition Flashを用いて撮影し、画像データを収集する予定である。上記のような研究計画の修正を行い、研究を継続していきたいと考えいるが、身体疾患の術後状況によっては研究中断も検討しなければならないと思われる。
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Causes of Carryover |
2021年に主任研究者(平賀利匡)に疾病が判明し、手術を含めた治療を行っているため、研究が一時中断している。2022年度も治療の必要が生じており、今後の体調によっては実験動物の世話や実験を行うことが非常に困難であり研究計画の変更を余儀なくされているが、現段階ではこの研究を中止とするか研究計画変更(実験動物を用いずにファントム・無機物を用いて研究を行う)とするか検討中である。このような実験遅延状況の為、次年度使用額が生じている。 研究計画変更をした場合、実験動物に代わる気流測定のための機材購入、非放射性同位体Xe・Kr、酸素の購入に研究費を充てる予定である。
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Research Products
(2 results)